サッポロホールディングスは、米国飲料事業を統括するCPFの全保有株式を米投資会社BPCP CPF Holdingsに譲渡することを決めた。CPFの合弁相手は豊田通商で、譲渡価額は約40億円。譲渡日は2019年12月24日。サッポロは今後、米市場では酒類事業に経営資源を集中する。M&Aアドバイザーとしては、サッポロが苦戦していた米国飲料事業から撤退し、経営資源を集中することで、より効率的な経営が期待できると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。